【防災士監修】家族の防災トイレは何日分・何回分が必要? 正しい計算方法と備えの目安

 

 

防災コラム

【防災士監修】家族の防災トイレは何日分・何回分が必要?
正しい計算方法と備えの目安

読了時間:約5分

地震や台風などの自然災害への備えとして、水や食料はしっかりストックしているご家庭は多いでしょう。しかし、いざという時にそれらと同じくらい、あるいはそれ以上に深刻な問題となるのが「トイレ」です。

「うちの家族には、結局何日分の簡易トイレが必要なの?」
「どれくらい買っておけば安心できるか分からない」

そんな疑問をお持ちの方へ向けて、この記事では日本防災士機構認定の防災士監修のもと、家族の人数に合わせた防災トイレの正しい計算方法と、失敗しない選び方のポイントを分かりやすく解説します。

なぜ防災トイレ(簡易トイレ)の備えが最優先で必要なのか?

災害時、「トイレは後回しでもなんとかなる」と考えるのは非常に危険です。まずは、なぜ防災トイレの備蓄が最優先事項なのか、その理由を知っておきましょう。

断水・停電で水洗トイレはすぐに使えなくなる

大きな地震が起きると、水道管の破裂や下水管の破損により、たちまち断水が発生します。また、マンションなどの集合住宅では、停電によって水を汲み上げるポンプが停止し、水洗トイレが一切使えなくなってしまいます。

⚠️
「お風呂の残り湯を流せばいい」と思うかもしれませんが、下水管が破損している状態で水を流すと、下の階で汚水が逆流するなどの深刻な二次被害を引き起こすため、原則として水洗トイレの使用はNGとなります。

我慢による健康被害のリスク(エコノミークラス症候群など)

トイレが使えない、または不衛生な状態になると、人は無意識のうちに「トイレに行きたくないから」と水分や食事を摂ることを我慢してしまいます。

これが数日続くと、深刻な脱水症状や便秘を引き起こすだけでなく、血液がドロドロになり「エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)」などの命に関わる健康被害に直結します。

💡 トイレの備えは、単なる衛生面の問題ではなく「家族の命と健康を守るための備え」なのです。

【計算式】家族の防災トイレ、最低限必要な「回数」は?

それでは、具体的に何回分の防災トイレを用意すれば良いのでしょうか。基準となる計算式を見ていきましょう。

1人1日のトイレ回数は「約5回」が目安

成人が1日にトイレに行く回数は、平均して約5〜7回と言われています。災害時の緊張状態や、少し多めに見積もることを考慮し、防災の基本としては「1人あたり1日5回」を基準として計算します。

国が推奨する備えは「最低3日分、できれば1週間分」

内閣府や各自治体のガイドラインでは、災害発生からライフライン(電気・水道)が復旧するまでの期間として、「最低でも3日分、大規模災害に備えるなら7日分」の備蓄が推奨されています。

📋 必要回数の計算式
家族の人数 × 5回 × 備えたい日数 = 必要な回数

【人数別】必要な簡易トイレの目安(早見表)

家族の人数 1日分 最低限の備え
(3日分)
安心の備え
(7日分)
1人 5回 15回 35回
2人 10回 30回 70回
3人 15回 45回 105回
4人 20回 60回 140回
5人 25回 75回 175回

※ 1人1日5回を基準として算出。子どもや高齢者がいる場合は、余裕を持って多めに備えることをおすすめします。

💡
家族3人の場合、最低限の3日分だけでも「45回分」が必要。数個入りのパックをいくつか買っただけでは、あっという間に底をついてしまうため、大容量のセットを用意しておくことが重要です。

防災トイレを選ぶときに「絶対に」確認すべき3つのポイント

必要な量が分かったところで、次は「どのような防災トイレを選ぶべきか」です。市販されている多くの商品の中から、いざという時に後悔しないための3つの基準をご紹介します。

1
保存期間の長さ(いざという時に劣化していないか)

防災トイレの凝固剤は、湿気や空気に触れると少しずつ劣化し、いざという時に「尿が固まらない」というトラブルが起こり得ます。安価なものは数年で買い替えが必要になることも。パッケージの気密性が高く、10〜15年の長期保存が保証されているものを選びましょう。

POINT:15年保存が理想
2
吸水量の多さと防臭力(衛生面とストレス軽減)

成人の1回の尿量は約200〜300ccです。そのため最低でも500cc、できれば1000cc程度の吸水量がある凝固剤を選ぶと安心です。たっぷり吸水できるものなら、万が一の体調不良時や複数回の使用にも対応できます。また、避難生活で最もストレスになる「悪臭」を防ぐため、抗菌・防臭機能がしっかり備わっているかも必ず確認してください。

POINT:吸水量1000cc以上が安心
3
1回あたりのコストパフォーマンス

防災トイレは数十回分をまとめて購入するため、初期費用だけでなく「1回あたりの値段」と「何年持つか」で計算することが賢い選び方です。「15年保存できて、1回あたり60円台」のものなら、数年おきに買い替える手間もなく、圧倒的にコストパフォーマンスが高くなります。

POINT:1回あたり60円台が目安

家族の安心を守る!おすすめの防災トイレ「SOSEI 防災用簡易トイレ」

先ほど挙げた「大容量・長期保存・高吸水・高コスパ」の条件をすべて満たしているのが、当店が自信を持っておすすめするこちらの防災トイレです。

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まとめ:もしもに備えて、今日から「安心」を常備しよう

災害時のトイレ問題は、水や食料の確保と同じくらい、家族の命と尊厳を守るために直結する重要な課題です。「あの時、買っておけばよかった」と後悔しないために、早めの備えを心がけましょう。

この記事のポイントまとめ
  • 断水・停電で水洗トイレはすぐに使えなくなる。備えは最優先事項。
  • 1人1日5回 × 人数 × 日数が必要回数の計算式。
  • 国の推奨は最低3日分(できれば7日分)。家族3人なら45〜105回分。
  • 選ぶ基準は「保存期間(10〜15年)」「吸水量(1000cc以上)」「1回あたりのコスパ」の3点。
  • SOSEI 防災用簡易トイレは50回分・15年保存・1回約60円で3条件を全クリア。

普段の生活の延長として、大容量で長期保存が効く防災トイレを、
ぜひ今日から常備しておきましょう。

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